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執筆者の写真松原ナースケア

介護ベッド生活

更新日:2021年6月18日



看護師をしていると、利用者さまに対して 『介護ベッドを利用しては如何でしょうか? 自分で寝起きするのにとても楽ですよ』と、自分で使ったことがないのにアドバイスすることがありますよね!今回想定外の事が起こり、自分自身が介護ベッドのお世話になることになりました。

不注意から足を滑らせ肋骨を多発骨折してしまったのです。 バストバンドで胸を固定しましたが、少しでも体を動かすと強い痛みが走り、立つて歩くことも寝ることすらできませんでした。痛すぎて声もでないくらい、、、(涙)

数日眠れない日々を過ごし痛みと格闘しましたが、介護ベッドを借りるという頭が働かなかった!介護保険は払っているのに。

3日後「レンタルの介護ベッドを自費で借りたらいいんだ」と早速リース会社に電話をし翌日には部屋の真ん中に介護ベッドが設置されました。ギリギリサイズ! さらに自分で補助用に帯紐を縛りつけて、床上生活の基礎の場を確立しました。

実際のところ、リクライニングや上下機能だけでは起きられないと実感しました。 

少しずつ自分の生活スタイルに合う改良を加えながら「日にち薬」の回復を期待して1か月の間「介護ベッド」の強いサポートを受けました。介護ベッドにはスライダーシートを使うと、体が適当に滑り、寝たり起きたりが楽になると仕事で使っていたのに、

気づくのが遅かった。

介護ベッドを返却してからしばらくは苦痛の日が続きましたが、「我慢も回復の為」と思いながら2か月半の療養生活を送り毎日カルシウムを食べ、光合成でビタミンD再生のため近くの屋上庭園に毎日出勤してました。同僚の皆様には休職の間には励ましの言葉を頂き、そしてその後の回復期には色々とお仕事の配慮して戴きながら徐々に仕事への復帰ができました!こんな思いやりのある職場は他にはないと思いました(涙)

皆さんには迷惑の掛けっぱなしで大変申し訳なかったのですが、「介護ベッド」の実体験は貴重な経験で、今後利用者さまに対してもより適確なアドバイスやサポートができるものと考えています。

 #訪問看護ステーション #世田谷区 #杉並区 #松原ナースケア #介護ベッド #療養生活


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